「社会の中でまだまだ隔たりや差別を感じています。日頃、私たちへ向けられる視線の中に、何か見てはいけない、嫌なものや、別なものを見るような視線を感じることがあります。障がい者への差別をなくすことを、市民と共に実現させたいのです。こういう思いをこめた条例にしていただけないでしょうか?行政用語でなく、市民に分かりやすい、やさしい言葉で表現してほしいのです」 今日、お話を伺った障がい者の方の言葉です。
仙台市は条例を2月の予算議会に提案予定ですが、議論や内容の充実の点で、まだまだ課題が残されています。今日は当事者の皆さんと市議団との懇談でした。嵯峨団長、ふるくぼ議員、高見議員、すげの議員と私が参加。
今日の懇談では、①相談機関の明確化②見直し規定を盛り込むこと③障害者差別禁止を明確に条例名に入れることの3点を盛り込んだ条例にしてほしいと,具体的にご要望をいただきました。12月議会でも一般質問で求めてきましたが、皆さんの提案がしっかりと反映されるよう取り組んでいきます
(懇談の中で、本会議場の傍聴は、車イス席は2名しか入れない、しかも昇降機も使い勝手が悪い。ぜひ、改善を!とのご要望もいただきました。差別禁止条例を議論する議会が、これでは恥ずかしい。傍聴環境の改善も急がなくては!)