今日の午後は日本共産党市議団主催の「市民利用施設使用料のありかたを考える」タウンミーティングでした。50名を超える方々が参加し、熱心に意見交換。
はじめに、すげの直子議員が市の提案の問題点と議会論戦について報告。続いて社会教育の専門家である石井山先生から講演をいただきました。
公民館は、民主主義を身につけた市民としての自治能力を高め、育ちあう場所である。「学びとは自由である」・・という言葉にハッとしました。それは他でもない、戦後の民主主義と、それを生かす憲法に立脚した考え方です。
ところが、生涯教育の場としての位置づけがどんどん歪められ、市民センターが単なる貸館事業に後退する。「受益者負担」などといって、無料が原則の教育施設や、文化・スポーツ施設の使用料をさらに引き上げようとする。・・こうした仙台市のすすめる方向は、豊かで自由な市民活動も、住民自治も後退させるものだと、あらためて感じました。