今朝の地元紙に奥山市長の2期目折り返しを迎えたインタビュー記事が掲載されています。「震災のハンディを乗り越えて、都市間競争に勝つ」「地下鉄フル活用と沿線の人口集積・開発をすすめる」と。被災した方々に寄り添い支援する言葉は一つもありません。やっぱり仙台市の復興のあり方は間違っている。そう強く思いました。
「復興公営住宅も市営住宅も抽選にはずれた。民間アパートと言われても・・。」「昨日も顔なじみの人が引っ越していった。自分だけ取り残されていくようだ」「不安で血圧が高くなっている。めまいもひどくなった」・・・この間、仮設住宅を訪ねてお聞きしている相談です。
閑散とした仮設住宅。見通しが持てない方々がたくさん残されているのに、仙台市は退去時期を書いた通知を被災者に送りつけています。被災した最後のおひとりまで生活再建できるよう支援することが、市の仕事のはずです。被災者切り捨てを許さない。震災復興はまだ終っていません。