台風18号の影響による大雨は10日夜から11日未明にかけて仙台市を直撃。大雨による土砂災害や河川氾濫の危険が高まり、避難勧告の発令で、太白区にも避難所が開設されました。広瀬川の水位が上がり、午前4時の時点で郡山中学校に169人、長町小学校では100人が避難。秋保地域でも湯元小に30人、馬場小に11人、生出小赤石分校に22人が避難しました。
一夜明けて、みなさん一睡もできず疲れた表情。郡山地域を訪問したところ「玄関まで浸水した。土のうを10個積んでも足りなかった。消毒はどうなっているのか心配」「80代夫婦二人暮らし、夜中に避難勧告出た。怖くて水が流れる道路は避難できない。2階で朝を待った」という方も。
たわわに実った稲穂が大雨で浸水し、農業被害も心配です。さらに、区内をまわりながら、被害状況を調査してまわりました。