私はどれだけ理解していたのだろう・・。
多様なセクシャリティを認め合い、その人の個性が生きる社会のために、学び、考えを深める一日でした。性的マイノリティ、性的指向および性自認による困難と向き合い、自分らしく、より良く生きていきたいと願う皆さんと、議員との懇談会が開催されました。
生物学的性は男性、心は女性・・トイレに行くのも戸惑う。「男用」「女用」の表記・・わたしの場所がない。「それまで男として生きてきたが、いつも好きになるひとは男性。自分自身を肯定できカミングアウトできたのは、29歳だった」など、様々な体験もお聞きしました。
懇談会に先立ち、午後1時半からの学習会では、東北HIVコミュニケーションズ レインボー・アドボケイツ東北の小浜さんが、仙台市の男女共同参画施策への提言や諸外国、国内におけるLGBT法連合会(性的指向および性自認等により困難を抱えている当事者等に対する法整備のための全国連合会)の動き、地方自治体の取り組み報告がされました。
差別や偏見の中で、苦しんでいる方々がいます。自殺未遂率が一般の人々に比べ6倍にのぼるという報告に衝撃を受けました。誰もが、多様な性や生き方を認め合い、生きていける社会のために、これからも学びを深めていきたいと思います。